ジャニーズ事務所のオーディションに応募する理由はさまざまだ。自ら応募する例もあれば、スカウトされることもある。だがSMAPが人気になって以降は、親や親せきが勝手に履歴書を送るケースが増えたという。
Kis-My-Ft2・宮田俊哉もその一人だ。母がKinKi Kids・堂本光一の大ファン。息子にジャニーズに関心を抱いてもらうべく、幼いころから英才教育に取り組んだという。
「宮田のお母さんは、家にいるときはずっとKinKiの曲をかけていたそうです。『あなたは将来ジャニーズに入って、光一くんみたいになるのよ』『光一くんも(車)オタクだけど、俊哉もアニメオタク。オタク同士一緒じゃない』と、ことあるごとに光一の名前を出して、褒めて伸ばしたとか」(アイドル誌ライター)
こうした母の愛情のおかげか、宮田はマザコン気味だという。小学6年生まで一緒にお風呂に入っていた。宮田は今年30歳で、母は55歳。見かけが若く母子で歩いていたとき、彼女と怪しまれたこともある。宮田にとってはそれが自慢。今でも2人でランチをする仲で、誕生日にはプレゼントを欠かさないという。
「お母さんの誕生日がクリスマスなんです。宮田は毎年、サンタクロースの格好をしてお祝いするそうです。小学生のときに父親が『ねぇ、お母さん。久々にチューしようよ』と迫った姿がトラウマになり、その後、父親を無視したことがあったとか」(前出・アイドル誌ライター)
現在、母はカツラ店で働いている。母からハゲ防止の薬をもらったため、ここ数年は風呂上がりにそれを使って、抜け毛防止に努めているそうだ。
三十路アイドルがクリスマスを母親と過ごすというのも、少々考えものだが‥‥。
(北村ともこ)