7月19日、フィギュアスケートファンに衝撃が走った。2014年に開催されたソチ五輪で羽生結弦選手と競い、銅メダルに輝いたカザフスタンのデニス・テン選手が、暴漢に襲われ死亡したと同国のメディアが報じたのだ。
それによるとテン選手は、19日の午後3時ごろ、アルマトイ市内で車のミラーを盗もうとした見知らぬ男性2人に刺された。病院に搬送されたが、すでに3リットルもの血液が失われていたという。
この報にフィギュアファンは素早く反応。「何てこと!信じられない!」「日本人選手ともよく写真撮ったりしてたよね? ショック‥‥」「衝撃過ぎ」「信じられない。フィギュアの仲間たちはもっとショックだろうな」など多くの人が悲しみに包まれた。
「フィギュアのトップスケーターは、他の競技と違って交流が深く仲がいい。なぜなら、競技後には上位選手によるエキシビションがあり、一緒にその練習をするからです。また、テン選手が五輪でメダル受賞後に、自国で初のアイスショーを開催しました。その時には浅田真央さんや高橋大輔選手、長洲未来選手やカロリーナ・コストナー選手らも参加しています。この訃報は、世界中のトップスケーターにとっても衝撃でしょう」(女性誌記者)
25歳の若さで暴漢により突然命を奪われてしまったテン選手。今はただ、ご冥福を祈るばかりだ。