毎日のスキンケア、満足していますか? 「必死にやっているけど全然効果がない!」なんて人も多いと思います。やはり、自分の肌に合った最適な方法で、効果も出るケアでなければ意味がありませんよね。中には、間違った知識をずっと持ち続けたまま、ケアを行っているケースもあるようです。そこで、スキンケアの間違いやすいポイントを2つ挙げてみましょう。
●天然成分は必ずしもいいわけじゃない
肌に優しいといわれる、天然の植物成分入り化粧品。近年よく耳にするようになりましたが、美容皮膚科医の吉木伸子さんの著書「本当に正しいアンチエイジング大事典」(主婦の友社刊)によると、天然成分は種類が多く、一つの化粧品にいくつもの成分が含まれている場合もあり、その分、「アレルギーを起こす確率も高くなることを承知したほうがいい」のだとか。
●美白化粧品は予防のために使う
美白化粧品というと、肌の色を白くしてくれるものと思われがちですが、実は予防のために使うものなのだそうです。東京女子医科大学皮膚科主任教授の川島眞さん監修「美肌の教科書~『最新皮膚科学』でわかったスキンケア84の正解~」(主婦と生活社刊)によると、美白化粧品は日焼けする前やシミができる前から使うことで効果を発揮するものなのだとか。つまり、使い方としては、肌トラブルの前に普段の化粧品にプラスするか、一年を通して使う基礎化粧品を、美白ラインで整えるなどの必要があるそうですよ。
間違ったケアは肌トラブルのもと。ちょっとした知識をプラスして、日々のスキンケアをより充実させましょう!