女優の吉田羊が西日本豪雨の被害を受けた広島市安佐北区でボランティア活動を行ったことを報告し、その想像を絶する状況を伝えている。
吉田は8月6日に自身のインスタグラムで先日行ったボランティアの様子を写した画像を公開。家の床下から大量の泥を掻き出す作業を行ったことを綴っている。
それによると、吉田が作業を行った家の床下には約5センチの高さで泥が残っており、約20名のボランティアで掻き出し、撤去、廃棄を行ったのだという。猛暑の中での作業は過酷で、15分おきに休みと水分補給を繰り返すことになったそうだ。
「公開された写真を見ると、作業の困難さがわかります。吉田と思われる人物が泥掻きをしているのですが全身泥まみれ。ぬかるみの中での作業は相当きついはずです」(スポーツ紙記者)
朝10時から午後2時すぎまで20人がかりで作業しても、完全に泥を掻き出すことはできなかったという。あまりの惨状に言葉を失うが、これでも被害は軽いほうだとか。
吉田はこうして現地の様子を伝え、圧倒的に人手が足りていないとして、ボランティアの参加を呼びかけた。また、装備、飲み物、体調管理など、ボランティア参加する上での注意事項も丁寧に添えている。
「吉田は最後に『写真をSNSに上げないで下さったみなさま、どうもありがとうございました』との言葉でこの文章を結んでいます。これには『一般人からの投稿を規制して自分のSNSで売名したかったのでは』との憶測もありますが、それはゲスの勘繰り。吉田は、広島平和記念式典が行われるこの日を選んで、自らの言葉で復旧の現状を伝えたかったのでしょう。先にSNSで情報が出てしまえば、“被災地に来たいい人”的なトピックのみで話が終わってしまいかねませんからね。綴られた文章からは、自らがもつ有名人としての発信力を使って、多くの人に正確な情報を届けたいという気持ちが伝わってきます」(週刊誌記者)
吉田羊の呼びかけに、多くの人が行動に移してくれることを願いたい。