好調な視聴率で話題のNHK連続ドラマ「あさが来た」で、大久保利通を演じた柏原収史。脇を固める確かな演技で出演作品も多い。
その柏原に勝る知名度を誇っていたのが実兄の柏原崇だ。96年にドラマ「白線流し」(フジテレビ系)で弁護士を目指す長谷部優介役を演じて人気が急上昇し、その後も「イタズラなKiss」(テレビ朝日系)、「タブロイド」(フジテレビ系)、「白夜行」(TBS系)など、多くのドラマに出演していた。しかし、近年はその姿を見かけることは少ない。
「崇は活動拠点を中国に移したんです。中国ではある程度知られた俳優ですよ」
と明かす芸能プロダクション関係者が続ける。
「04年6月にモデルの畑野ひろ子と結婚し(06年離婚)、その年12月に起こした傷害事件で謹慎状態となり、日本での芸能活動が厳しくなりました。プライベートでは10年の日米合作映画『レオニー』に出演した頃から、女優の内田有紀と一緒にいるところを何度もマスコミに撮られるようになり、去年の7月には趣味のフットサルで汗を流す崇を見に来た内田と同じ車で帰る様子が写真週刊誌に掲載されました。崇は現在、日本で芸能活動はしていない状態ですが、中国では14年に映画の脚本・主演を務めるなど一定の評価を得ているようです。内田とも変わらず続いていて、事実婚状態ですよ」
意外なところで愛が育まれているようだ。