23枚目のシングル「COSMIC☆HUMAN」が発売されたHey!Say!JUMP。この曲はメンバーである伊野尾慧が主演するドラマ「トーキョーエイリアンブラザーズ」(日本テレビ系)の主題歌でもあり、活動休止前の岡本圭人最後の参加曲でもある。
岡本圭人は、9月から2年間、単身でアメリカ留学に行く予定。ファンからはメンバー間の人間関係を心配する声も上がっていたが、岡本の活動休止に対する他のメンバーへの思いが様々なメディアで語られ、その結束の固さが改めて伝わってきた。
7月28日に放送された「いただきハイジャンプ」(フジテレビ系)のキャンプ企画の中で、焚き火を囲みながらメンバーそれぞれが思いの丈を吐露したシーンがある。
センターの山田涼介は「11年一緒にいるんだから、言い訳は一切通用しない、仲良しこよしだけでやっていける世界じゃないから、待っててよかったと思える存在になって帰ってこないと、その時間は意味のない時間になっちゃうし、行かせた俺らのせいにもなっちゃうから…。圭人一人の自分勝手じゃなくてHey!Say!JUMPの自分勝手になっちゃうからね」と話した。中島裕翔は「圭人が成し遂げて帰ってくるのが楽しみ。強くなってかえってくるのが」と期待し、高木雄也は「2年という時間はものすごい時間だから、生半可な気持ちで行ったらダメだと思う。戻ってきたらどのくらい努力したかがわかる」と冷静に言い、薮宏太は「結局、俺らも笑顔でがんばれよっていう結論になったんだから大丈夫だよ」と明るく声をかけた。
岡本自身は「ホントこのグループが好きだと思った。好きだからこそHey!Say!JUMPの力になりたい、個人的なお仕事とかでグループに貢献したい。特に今までしてないから……」としみじみ語った。そして「最終的にはアメリカ留学のサポートはみんなで決めた」「人数的に山田はセンターじゃなくなる、シンメ争いになる」などと笑いも起きている。
また、八乙女光と伊野尾慧がパーソナリティーを務めるラジオ番組「らじらー!サタデー」(NHK)でも、岡本の活動休止が公になってすぐに放送された6月30日の番組の中で、伊野尾慧が岡本に対する考えを語っている。「圭人のファンのみんなにとっては、もしかしたら複雑で寂しい思いをしているかもしれないんですけど、僕らも今まで以上に頑張って、寂しさを払拭できるように頑張るので安心してほしいと思います。僕らも圭人が帰ってきたとき、びっくりするようなグループになっているように頑張るので、皆さんも見守ってください」とファンに向けて前向きなメッセージを送っている。
8月3日の「ミュージックステーション2時間スペシャル」に岡本は最後の生出演をし「2年間行くつもりなんですけど、絶対成長してHey!Say!JUMPに戻ってきます!」と意気込みを語った。8人となるHey!Say!JUMPだが、今後どんなグループに成長するのか、岡本が帰ってくる2年後を楽しみに待ちたい。
(琴葉)