2年前の8月に妻夫木聡と結婚した女優のマイコ。現在放送中のドラマ「透明なゆりかご」(NHK)で、もうすぐ出産を迎える沖縄出身の妊婦・町田真知子を好演している。8月10日放送の第4話では、いよいよ分娩となるのだが体調が急変し命の危険にさらされるという役どころだった。
「マイコは年下の夫を持つ妻をはつらつと演じていますが、その姿にほぞを噛むテレビ関係者も少なくないのだとか。というのも、妻夫木は2014年7月期放送の『若者たち2014』(フジテレビ系)以降、地上波の連ドラにまったく出演していないんです。2009年放送の大河ドラマ『天地人』(NHK)で主人公の直江兼続を演じてからというもの、妻夫木はテレビの仕事を受けない“映画俳優”になったと言われており、大河の翌年には映画『悪人』に主演。第34回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、第53回ブルーリボン賞主演男優賞を総なめしました。作品性よりコスト削減やスポンサーへの忖度を重視する昨今のテレビドラマの現場に嫌気が差した妻夫木の気持ちもわかりますが、テレビドラマ制作関係者は苦々しい思いを抱いているのだとか」(テレビ誌ライター)
そんな妻夫木が出演する、野田秀樹演出による舞台「贋作 桜の森の満開の下」が9月1日からスタートする。テレビでお見かけしなくなった姿と圧倒的な演技を劇場で堪能してみてはいかがだろう。