世の中には騙されやすい人がいます。素直な性格といえば聞こえはよいですが、そんな人は日頃から、友達や家族・パートナーにも嘘をつかれているかもしれません。ちょっとしたかわいい騙しではあっても、騙されたとするとショックですよね。ではいったい、どうしたら騙されないようになるのでしょうか。
「『なるほど!』とわかる マンガはじめての嘘の心理学」(西東社刊)によると、騙されやすい人の特徴には、自分だけは騙されないと思っている人、考えるのが苦手な人、相手を信じたい気持ちが強い人、不安感が高まっている人、自分に自信がない人、ブランドや権威の高いものなどに弱い人などがあるのだそうです。
騙されないためには、嘘つきの人間を見極めることが肝心です。元刑事で現在は経営コンサルタントの森透匡さんの著書「元刑事が教える ウソと心理の見抜き方」(アスカビジネス刊)には、嘘つきや詐欺師の特徴が書かれています。それによると詐欺師には、口がうまい、喋るのが早い、理屈っぽい、コミニケーション能力が高い、「絶対」「必ず」を多用する、おいしい話を与えてその気にさせる、期限を決めて結論を急かす、などの特徴があるのだそうですよ。
また、そういう人は、質問してもすぐに答えずにごまかすそう。さらに、「本当のことを言うね」というセリフは要注意だそうです。これは自分の信用を高めるための言葉ですが、話の途中で言い出した場合、これまでの話は嘘だったのかということになるため、まさに嘘のサインなのだとか。とにかく、話が上手い人ほど注意が必要だそうですよ。
騙されやすい人は、これらのことをぜひ参考にしてみてくださいね。