ネットマーケティングのマイボイスコムが2018年6月に行った、10,565名の男女を対象とした「『サラダ』に関するインターネット調査」によると、健康維持に欠かせないといわれる野菜は、日常生活で次のように取り入れられているようです。
「サラダを1日1回以上食べる」かどうかを尋ねた結果、全体の4割弱が食べると回答。そのうち「自分や家族が調理」は8割弱、「市販のサラダ」「カット野菜を買ってきて調理」が3~4割でした。毎日サラダを食べる理由として多く挙げられた意見には、「美味しい」「健康によい」「野菜をたくさん摂取できる」「野菜が好き」「食物繊維を摂りたい」「食事の栄養バランスを取る」などが。
結果をみると、2人に1人が意識的に野菜を摂取しているようですね。消化・吸収の働きをサポートし、代謝を高めるビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な野菜の重要性を、多くの人が認識しているようです。
好みのサラダを尋ねると、「ポテトサラダ」「グリーンサラダ」が各5割、「トマトサラダ」「マカロニサラダ」「大根サラダ」「ツナサラダ」などが各4割という結果に。糖質が多くてカロリーも高めなため、食べ過ぎに注意したいポテトサラダは、低カロリーなグリーン(葉野菜)サラダと並んで大人気のようです。
また、野菜以外の好きな具材は、「ハム、生ハム」「卵」「ツナ」が各4~5割、「エビ、カニ、ホタテ」「海藻類」「麺類」「豆類、ナッツ類」などが各30%ほどでした。中でも、食物繊維が豊富な海藻類は、低カロリーで腸内環境の改善や代謝アップにオススメ。たんぱく質が豊富な魚介類や肉類、豆類も、積極的に取り入れたい食材といえるでしょう。
そして、サラダにかけるものは「市販のドレッシング」が8割、「マヨネーズ」が6割弱、「オリーブオイル」「塩、岩塩、ハーブソルトなど」「ぽん酢」が各2割でした。市販のドレッシングの中には脂質や添加物が多く含まれているものもあるため、健康やカロリー制限の観点から、ポン酢や塩、オリーブオイルを取り入れている人もいるようですね。
調査の結果で分かった「サラダのトレンド」。より健康で美しい身体に整えるためには、毎日350gの野菜を食べたいものです。1日にサラダを全く食べない日がある人も、1週間で食事メニューを調節してバランスをとるとよいでしょう。もし今日の食事に迷ったら、ここ数日間で食べていないものを取り入れてくださいね。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)