大相撲の貴乃花親方が8月21日、巡業中の秋田市内で倒れて救急車で病院に搬送されたことを一部スポーツ紙などが報じた。
関係者の話によると、同日午前10時過ぎ、貴乃花親方はまわし姿で股割りをしているときに、心臓を押さえて倒れたという。119番通報時はけいれんして意識がなかったというが、救急車が到着したときには意識は回復。ストレッチャーに乗るときには問いかけに「大丈夫、大丈夫」と答えたという。今後は、搬送された秋田市内の病院で検査のために数日入院する見通しだ。
意識が戻って一安心だが、それにしても貴乃花親方の病状が心配だ。
「今回、心臓を押さえて倒れたということですが、現時点で正式な病名の発表がないため、はっきりしたことはわかりません。ただ、精神的なストレスは心臓に悪影響を及ぼすと考えられています。貴乃花親方は、愛弟子の貴ノ岩への元横綱・日馬富士の暴行事件や、貴公俊の付け人への暴行事件などが明るみになり、ここのところは気が休まる時間がなかったと思います。一連の騒動を巡り、日本相撲協会との関係も悪化し、平年寄へと降格もしました。こうしたストレスから心臓が悲鳴を上げても不思議はないでしょう」(スポーツ紙記者)
しかも身内にも火種を抱えていると芸能記者は危惧する。
「息子の靴職人でタレントの花田優一が別居していることが、女性誌によって報じられました。昨年6月に結婚し、わずか1年で別居では、貴乃花親方も父親として気を揉んでいるはずです。しかも花田の妻は、貴乃花親方と敵対関係にあると言われた八角部屋に所属する陣幕親方の娘ですからね。心中、複雑でしょう」
病院では、ゆっくり静養してもらいたいものだ。
(石田英明)