昨年患った左耳の突発性難聴は完治していないが、KinKi Kids・堂本剛は芸能活動を本格的に再開、精力的に活動している。音楽番組に出演する際はヘッドフォンで耳を保護。長時間に渡って耳を酷使することは避けているという。そもそも剛は都会の喧噪が苦手。県民性がそうさせているようだ。
「剛は奈良県出身。騒音が少なく、自然に恵まれた地が今でも大好きで、郷土愛は人一倍。将来、子育ては奈良でしたいと公言しています。今でも、奈良で作られた梅干しやお米を送ってもらったり、取り寄せたりするほど。毎朝、ご先祖さまに手を合わせることも欠かしません」(女性誌記者)
和を重んじる剛は、楽器や作詞・作曲・アレンジといった音楽のほかに、心を落ち着かせる書道も趣味だ。その瞬間の思いを筆に託し、書き上げた書はプレゼントしている。送るのは主に家族。しかし、人生の半分以上を共にしているジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長にも贈ったことがあるという。
「“喜”という漢字1文字を書いて、ジャニーさんに渡したそうです。ジャニーさんはそれを、事務所の中で1番いい部屋の最もいい場所に飾っているとか。所属タレントの直筆を事務所内に飾るなんて、ジャニーさんも粋なことをしますね。ちなみに“喜”には、喜多川の意味も含まれているそうです」(前出・女性誌記者)
ジャニーズは今年7月、事務所とグループ会社の移転を新規開設したホームページで珍しく公表している。それにともない現住所やアクセスの表示もある。この新オフィスに剛の書も一緒に引っ越したのかは不明だが、新天地となった東京・赤坂でも“喜”びに満ちあふれていると願いたい。
(北村ともこ)