8月25日から26日にかけて放送された「24時間テレビ41 人生を変えてくれた人」(日本テレビ系)で、同局のかつての人気番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」で誕生したユニット「ポケットビスケッツ」が18年ぶり、一夜限りの復活ライブを敢行した。
「ポケットビスケッツはウッチャンナンチャンの内村光良、千秋、キャイ~ンのウド鈴木による3人組ユニットで、大ヒット曲『YELLOW YELLOW HAPPY』は100万枚を超えるセールスを記録しました。南原清隆は『24時間テレビ』での復活を知らなかったようで、『どうしたの!?なんで連絡くれなかったの?』と驚きの様子でしたが、翌27日の自身の冠番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)でこのときを振り返り、内村のパフォーマンスに対し『お元気でなによりですね』とコメントしました」(テレビ誌ライター)
ここで注目されたのが、ここのところ、一部の特番でしか共演しないウッチャンナンチャンの“距離感”。ネットでは、ポケットビスケッツとライバル関係だったユニット「ブラックビスケッツ」(南原清隆、ビビアン・スー、キャイ~ン・天野ひろゆき)を指して「ブラビも復活してほしい」「ウリナリも復活させてほしい」といった懐かしむ声が乱れ飛ぶのと同時に、「2人がほとんど会ってないのがわかった」と、今や活躍の場を“別々”としている現状を寂しがる声もある。
「8月21日に放送された『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に南原がゲスト出演した際は、MCの笑福亭鶴瓶から『(かつて一緒にレギュラー出演していた)“いいとも”はまだウンナンやった頃やけど…』とコンビ仲をイジられ、『もう違うんですか』とリアクションをした元SMAP・中居正広に対し、南原が『ウチはまだやってるよ!』と笑いにする場面もありました。かねてから不仲説も出ていましたが、それを一蹴するようなシーンでしたね」(前出・テレビ誌ライター)
今年の「24時間テレビ」で、南原は「ブラインドダンス選手権」に挑んだわけだが、これも「ウリナリ」の人気企画「芸能人社交ダンス部」に通じるものだ。前出・テレビ誌ライターが続ける。
「日本テレビが現在、得意とする“タレントが何かに挑んで、それなりの成績を収める”という感動パターンは、それこそ『ウリナリ』の発明品。番組発ユニットでもミリオンを達成するなど、コンビとしては“やり尽くした”感もあります。ネット上でも『離婚はしないが、長いこと別居している夫婦のようなコンビだな』『おじさんになるとお互い照れたりしちゃうのかね?』『ウンナンずっと色々活躍してるなぁ』と、温かく見守っているようです」
しかし、この「24時間テレビ」の反響次第では、日本テレビも「ウンナンで新番組」のオファーに動きたくなるかもしれない?