夫でサッカー日本代表の長友佑都とともに、トルコに在住している女優の平愛梨が、久しぶりの日本で戸惑ったという。ワールドカップに出場した長友に伴い、2月に出産した長男とともに一時帰国していた平。その日本滞在中に感じたことを8月28日付のブログに投稿したもの。
同ブログで平は「子どもが誕生して約3カ月間海外生活だった私は日本で過ごした夏の3カ月間の環境の違いに戸惑うこともありました」と綴り、その違いについて「子どもに対するルールが全く違うこと!」と強調。トルコではいつどこにでも子供を連れていくことが許されるのに対して、日本ではジムやカフェで入店拒否に遭ったと明かしている。コメント欄には平に賛同する声が多く寄せられているが、ネット上では平に対する疑問も噴出しているという。海外在住経験のあるライターが指摘する。
「平はざっくりと『海外生活』と書いていますが、彼女が体験したのはあくまでトルコと日本の違いに過ぎません。そもそもトルコは家族の繋がりをものすごく重視する国民性で、それが子供好きにも繋がっています。他人の子供を可愛いといって抱っこするのも当たり前ですが、日本でそれをやったらイヤがられることも多いでしょう。その一方でトルコの都市部にはストリートチルドレンが少なくないのですが、おそらく高級住宅街に住んでいるであろう平は、そういった影の部分は知らないのではないでしょうか」
そして海外では日本以上に、子供に対して厳しい面も少なくないという。前出のライターが続ける。
「欧米の高級レストランでは乳幼児の入店を断るのは当たり前。両親がベビーシッターに子供を預け、料理を楽しみに出かける姿は珍しくありません。コンサート会場などの催し物でも乳幼児禁止はよく見かけますし、その点では日本と大差ないのです。むしろトルコのほうが世界的に見れば特別なのであり、そのトルコでの経験をもとに海外すべてが子供に寛容であるかのように書くのはフェアではないとも言えますね」
ともあれ初めての子育ては何かと大変なもの。平にはぜひ伸び伸びと子育てを楽しんでもらいたいものだ。
(白根麻子)