放送中の深夜ドラマ「ザ・ブラックカンパニー」(フジテレビ系)でブラック企業「ヤンキーバーガー」のカリスマ社長・尾関克也を演じている速水もこみち。尾関は、赤いフェラーリを乗り回し、社員を大切にしているように見せかけて、実は利潤追求のために社員をないがしろにすることなんて朝飯前の人でなし。工藤阿須加演じる「ヤンキーバーガー新入社員」の水野剛太を「誰でも頑張れば俺のようにフェラーリに乗れるよ」と爽やかな笑顔でだます一方で、尾上寛之演じる売り上げが伸びない「ヤンキーバーガー国町店店長」大溝末男を、オラオラ口調で恫喝しながら机を蹴り上げたりする速水の尾関社長は“ハマリ役”と好評なのだ。
「速水は2013年にオリジナルオリーブオイルの限定販売で大成功。税抜き価格5000円という高額なオリーブオイルはたちまち完売しました。さらに世界の有名ブランド各社とタイアップした調理道具や料理本だけでなく、料理にまつわるトークショーも盛況で、年商3億円とも5億円とも言われています。つまり俳優とは別に実業家としての顔も持っているんです。工藤演じる新入社員・水野に対するゾッとするほど優しく甘い速水の顔を見ると、こんなふうにして何億もの年商を残しているのではないかと思わず想像してしまいますね」(テレビ誌ライター)
速水本人と演じている尾関社長を重ね合わせながらドラマを見るのもおもしろそうだ。