バラエティ番組「run for money 逃走中」(フジテレビ系)の最新回が9月2日に放送された。ハンターから逃れ続けることができたら高額賞金をゲットという分かりやすいルールで幅広い年代から支持され、旬のタレントが大勢出演する同番組で、子供たちが不満をぶつけるシーンがあったという。子供と一緒に番組を観たという女性誌ライターが指摘する。
「一つは『身代わりスイッチ』をゲットしたお笑い芸人・とろサーモンの久保田かずのぶが、身代わりとして人気ユーチューバー・HIKAKINの名前を書きこんだシーンです。HIKAKINは子供たちから絶大なる人気を誇っており、ファンの子供たちは『ふざけるな!』と激怒。もっともクズキャラが売りの久保田は『一番俺がSNSで叩かれるのは誰だと思う?』とカメラに向かって挑発していたので、批判も狙い通りでしょう。そんな久保田に対し、大人には分かりづらい理由で子供たちに嫌われていたのが、ジャニーズから参戦したKis-My-Ft2の宮田俊哉でした」
そのキスマイ宮田は一度はハンターに捕まるものの、俳優の森崎ウィンに携帯電話で救出を依頼。しかしその際、救出に必要なアイテムをゲットするには5分の2の確率でハンターに遭遇する恐れがあることを隠していたのだ。そのため視聴者からは「宮田は汚い!」「ジャニーズなのにこんなにズルいとは」といった批判があがっていたのだが、子供たちから嫌われた理由は意外なところにあったという。
「子供たちが『ジャニーズ嫌い!早く捕まれ!』との罵声を浴びせていた原因は宮田にあるのではなく、実は“キンプリ”こと『King & Prince』だというのです。というのも、キンプリは8月9日に放送された『ジブリのうた』(NHK)に出演し、『となりのトトロ』や『さんぽ』などおなじみの曲を披露。しかし歌い方がキンプリ風にアレンジされており、振付もいつものジャニーズ風だったため、大好きな歌がおかしな風に変えられたと大不評を買いました。それを見ていた子供たちがジャニーズに対して拒否感を示すようになり、今回の『逃走中』でも同じジャニーズグループの宮田に対して批判の声があがったようです。宮田にとってはもらい事故のようなものですが、今回はチート行為もあったため余計に嫌われる結果となったようですね」(前出・女性誌ライター)
ちなみに今回の放送で子供人気が高かったのはHIKAKINとひょっこりはん、そして見た目が面白い樽美酒研二(ゴールデンボンバー)だったという。どうやら子供が相手ではイケメンは武器にならなかったようだ。
(白根麻子)