9月2日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演した東出昌大、瀬戸康史、渡辺大知。3人は公開中の映画「寝ても覚めても」で共演しており、中でも東出はこの映画で初めて「1人2役」を務め主演している。
番組では胸を張って自分のことを役者と言えるかどうかを議論する一幕があり、放送中の深夜ドラマ「恋のツキ」(テレビ東京系)で徳永えり演じるワコと同棲している恋人・ふうたを好演中の渡辺は、4人組ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルでもあることから「まったく役者として胸は張れません」と即答。放送中のドラマ「透明なゆりかご」(NHK)でバツイチの産婦人科医・由比を白衣姿で演じ、女性視聴者のハートを鷲づかみにしている瀬戸は「僕は胸を張って役者だと言えますね」とコメント。「棒演技」と批判されがちな東出は「僕は役者だと胸を張って言えないんだよね」と語った。
「ネット上では放送中から『胸を張れなくて当然だよ!』『その点は謙虚で安心するけど演技論は語っちゃダメ』『棒演技なのに演技を語りたがるところは大きくマイナス』といった声が目立ちましたね。また、公開中の映画で東出が1人2役を演じていることに対しても『怖いもの見たさ的な好奇心が湧いた』といった声もあがっているようです」(芸能記者)
2017年4月期放送のドラマ「あなたのことはそれほど」(TBS系)で怪演した、妻に執着する涼太役と、前クール放送のドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)でお人好しでだまされてばかりのボクちゃん役が似合っていた東出。映画で見せている演技に興味津々だ。