今期放送の民連ドラの視聴率トップを走る「義母と娘のブルース」(TBS系)。9月4日に放送された第8話は平均視聴率15.5%を叩き出した。
物語もいよいよ佳境に突入。高校生に成長した義理の娘・みゆき(上白石萌歌)に、働くことの尊さを伝えるために「ベーカリー麦田」で働く主人公・亜希子(綾瀬はるか)。店主の麦田章(佐藤健)とのラブロマンスも予感させる展開となり盛り上がりを見せる中、ひと際話題となっている若手俳優がいる。みゆきの幼馴染でボーイフレンドの大樹を演じる井之脇海だ。
井之脇演じる大樹は、小学校時代みゆきのことを“おいブス!”とからかいながらも、実は彼女のことが大好きだった。転校して突然みゆきの前から姿を消すが、当時おデブだった大樹は数年後に大病を患い、高校生になった頃にはスラリとしたイケメンに豹変。再びみゆきの前に現れ、当時から秘めていた想いを告げるという役どころだ。
視聴者からは「大樹が有能イケメンすぎて」「井之脇海くん、覚えました!」「佇まいとか雰囲気が好き」などと、“新たなイケメン”として認知されているようだ。
「井之脇は、神奈川県出身の22歳。過去にもNHK連続テレビ小説『ひよっこ』や『ごちそうさん』、大河ドラマの『おんな城主 直虎』などにも出演したことのある演技派です。恋人役の上白石と息が合うのは、2016年にキリン午後の紅茶のCMで高校生カップル役を務めたからでしょう。現在はダイハツの『ミラ トコット』のCMで丸尾役を演じ、吉岡里帆とも共演しています」(エンタメ誌ライター)
SNS上には「トコットの丸尾くん義母ムスの大樹くんでは!?!!」「丸尾くん役ぎぼむすの大樹くんやってる井之脇海くんでひゃー!なったよね!!」など、大樹役とのギャップに驚く声も上がっている。
2015年には短編映画「言葉のいらない愛」で脚本・監督も務めている井之脇。演技力だけにとどまらない、秘めた才能に期待大だ。
(窪田史朗)