石原さとみ主演のドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系)の第9話が9月5日に放送され、香里奈演じる千秋が、もも(石原さとみ)が送り込んだ刺客であることが明らかになり、視聴者の間に衝撃が走った。
「番組の冒頭、パジャマ姿でくつろぐももが『全然進展ないってどうなってんの~?』と話しかけると、派手なワンピース姿に巻き髪もゴージャスな女性が『赤の他人が偶然出会って徐々に親しくなってるって過程でしょ』と言い訳。言葉の主が誰なのかよく見たら、千秋。それまでの、メガネをかけ髪を束ねた地味めの千秋が大変身。実は地味な看護師ではなく、大病院のお嬢様で優秀な脳外科医であり、しかも中学高校からのももの親友であることが明かされたのです」(テレビ誌記者)
これには視聴者も意表を衝かれたようで「『えっ!?』!!!」「開始3分で混乱」「香里奈のギャップやばいww」とのコメントが多数上がった。さらに二人の会話から、ももが結婚式の途中に式を飛び出した相手・直人(峯田和伸)への思いを完全に断ち切るために、千秋に直人を誘惑するように頼んでいたことも明らかになった。
だが千秋は、興味半分で近づいた直人の優しさに徐々に心奪われ、番組のラストで直人の家を訪ね、「私、あなたといると落ち着くの」とスリップ姿になって直人を誘惑。しかも、この場面を香里奈が携帯電話でももに聞かせるという切ない展開となり、ネットでは「香里奈が残り少ない中、なぜでてきたのか、の答え。やられました胸がキリキリするセリフの数々」「高嶺の花、9話で号泣した」といったコメントがSNSに寄せられた。
「香里奈は、2009年の『ラブシャッフル』(TBS系)以来となる野島伸司作品への参加。2014年に写真誌にスキャンダル写真を掲載されて以降、2015年のドラマ『結婚式の前日に』(TBS系)、2017年には『嫌われる勇気』(フジテレビ系)に主演しましたが視聴率が低迷。ここにきて盛り上がりを見せるこのドラマで、復活のチャンスを掴むかもしれませんね」(スポーツ紙デスク)
第7話に香里奈が登場以来、一時は7%台まで落ち込んでいた視聴率も、二桁に迫る勢いでV時回復している。最終回の数字次第では、香里奈に再びヒロインを演じるチャンスが巡って来るかもしれない!?
(窪田史朗)