11月末に発売された2冊のレシピ本が売上好調だという。ひとつはモデルでタレントのローラによる「Rola’s Kitchen」(エムオン・エンタテインメント)と、元モー娘・後藤真希の「満足おうちごはん」(宝島)だ。
昨今では女性タレントによるレシピ本が数多く出版されているが、こうした背景には、著書がきっかけでグルメや料理番組への出演が増えたり、同性ファンの獲得にも繋がるといったメリットもあるようだ。
とはいえ、料理に対するアプローチはさまざま。なかでも前述の二人は、まさに対照的なレシピを公開している。
「ローラはテレビでも手作り料理を披露するほどの腕前。そんなローラ考案のレシピは、最近はクックパッドでも多くの人に作られています。なかでも人気はココナッツオイルの焼きリンゴや鶏肉とかぼちゃのクリーム煮。ほかにもエッグトーストなどのシンプルなものもあります。トレンドの具材を活用した見た目もおしゃれで斬新なメニューは“思わず真似したくなる”と評判ようです」(女性誌記者)
一方、後藤のレシピは新妻ならでは。ローラに比べてもっと庶民的な料理が中心だ。
「例えば家計を考えた1週間4000円で作るレシピや、旦那さんの体重をこっそり減らすヘルシーメニュー、ほかにも美肌レシピや簡単おつまみ、おやつなどが盛りだくさん。特にヘルシーレシピは実際に旦那さんの体重を減らしたというお墨付きなんだとか。こうしたエピソードも新米ママから支持される理由です」(前出・女性誌記者)
ファッショナブルなレシピのローラか、庶民派メニューのゴマキか? 新参料理タレントの勝負の行方や、いかに!?