香取慎吾にとって初となる海外での個展「香取慎吾 NAKAMA des ARTS」が、フランス・パリのルーブル美術館にて9月19日にスタートした。同日には個展のレセプションパーティーや、香取が就任した「ジャポニスム2018 広報大使」のお披露目式も開催。現地には“新しい地図”の稲垣吾郎と草なぎ剛も応援に駆け付け、3人がパリの地で集結した。
その香取はジャポニスム2018の公式インスタグラムにて「ボンジュール! 香取慎吾と申します。メルシー!」とフランス語による挨拶動画を公開。ネットでの動画公開を厳しく制限しているジャニーズ事務所時代との違いを際立たせた形だ。
そして今回のパリ個展に際してはもうひとつ、ジャニーズ時代には絶対にあり得なかったイベントも催されたという。マスコミがほとんど触れていないそのイベントについて、芸能ライターが語る。
「今回の個展開催に際しては『初個展鑑賞ツアー』が催行され、600人ものファンが現地に渡ったのです。芸能人のファンツアーは珍しくないものの、タレントとの直接的な接触を厳しく制限しているジャニーズでは考えられない話。それゆえ香取とのファンツアーも今回が初めてとあって、経由便利用で29万円~、パリ直行便利用では44万円~という高額な価格設定にも関わらず、予約開始とともに予定人数の2倍にあたる申し込みがあったとか。ツアー総額は3億円にも及び、史上最大級のファンツアーになったようです」
公式ツアーの目玉は9月18日の「NAKAMA des LUNCH会」。19世紀に建てられた荘厳な会場に600人もの日本人が集まり、フランス料理のランチを食べながら同ツアーだけの特別映像を鑑賞するというもので、この映像では香取が「ランチ会に参加したかった!」と悔しそうに語る場面も。ここで“サプライズ”が起きたのである。
「会場に香取本人が姿を現すと、耳をつんざくばかりの大歓声。しかも撮影オーケーという太っ腹ぶりで、NAKAMAたちはスマホを向けたり香取の生姿にウットリしたりと大忙しでした。最後には香取がNAKAMAたちを背景にスマホで動画を自撮り。ほんの2年ほど前には絶対にありえなかった光景が繰り広げられたのです」(前出・芸能ライター)
翌日にはルーブル美術館で香取の作品をじっくりと鑑賞したNAKAMAたち。その満足度はツアー代金の金額では推し量れないレベルの高さだったに違いなさそうだ。
(白根麻子)