みなさんは、休日にずっと家にいる日はメイクをしますか? ある女性掲示板では、肌を休めるために“しない派”と、だらだらしてしまいそうだから“する派”に分かれるようでした。確かに肌を休めることもよいのかもしれませんが、メイクをするということの精神的な効果は、意外と盲点かもしれませんね。
メイクアップアーティストの小林照子さんの著書「小林照子のメイクの力:年齢を重ねてもキレイになる」(PHP研究所刊)によると、高齢者センターに出向き、認知症の高齢者にハンドマッサージや基礎メイク、ポイントメイクをレクチャーしたところ、だんだんみんなおしゃれになってきて、着るものが華やかになったり、笑顔が増えたりといった変化が出たのだとか。しかも、口をきかなかった人までもが、よくおしゃべりするようになり、さらに姿勢までよくなったとか。メイクによる精神的変化はとても大きいもののようですね。
休日にだらけてしまいそうなら、オンタイムと同じようにメイクをばっちりすることで、イキイキできるのかもしれませんね。“しない派”の人も、「休日メイク」を一度試してみてはいかがでしょうか。