立て続けの破局報道に世間も複雑な心境のようだ。
Amazonプライム・ビデオで5月から配信された恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」シーズン2でカップルとなった小柳津林太郎氏と倉田茉美さんが破局したことが双方のブログで報告された。
同番組は一人のセレブ男性を巡って25人の女性たちが争うという世界中でヒットした恋愛サバイバル番組の日本版で、そのシーズン2では倉田さんが小柳津氏のハートを射止め、最終回では小柳津氏から「俺と結婚してください」とプロポーズを受けて、指輪をプレゼントされていた。
しかし、2人で話し合った結果、今回破局の道を選んだようで、小柳津氏は「言葉で表現するのは難しいのですが、時が経ち、気が付けば、兄弟と言いますか、心友のような関係に変わっていきました」と破局理由について説明している。
そのうえで小柳津氏は「番組を楽しんでいただき、二人の結婚を期待して頂いた方々には、応えることが出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と破局したことを番組ファンに対して謝罪している。
同番組のシーズン1でカップルとなった久保裕丈氏と蒼川愛さんが2月に破局していたこともあり、今回の小柳津氏と倉田さんの破局を知った世間からは「え、また破局したの?」「これってもろに企画倒れだよね」「シーズン3は見ないかも」「本当に幸せになりたいならこんな番組に出ない方がいい」など、さまざまな意見が上がっている。
「結婚することを前提に相手を選ぶ同番組ですが、やはりカメラが回っている特殊な空間だと相手の素顔を見極めるのも、限られた時間の中で結婚するにふさわしい相手を選ぶのは難しいはず。実際、アメリカ版『バチェラー』でもプロポーズまで至ったカップルは14組いましたが、現在も結婚生活が続いているカップルはたった1組だけですから、カップルが成立したからといって実際にゴールインできるかは別問題です。それでもあれだけ派手に男を取り合っているのに、結局は破局するという流れが続いているため、番組のイメージとして良くはないことは間違いないでしょう」(エンタメ誌ライター)
新シーズンの配信も決定しているが、立て続けの破局とあって盛り上がりが心配されているのも事実。番組の面子を保つために次のバチェラーと選ばれた女性には意地でもゴールインしてほしいというのが制作サイドの本音だろう。
(田中康)