10月1日放送「FNS番組対抗オールスター秋の祭典」に出演した織田裕二。番組MCを務める坂上忍に番組冒頭から「さあ皆さん!フジテレビに織田裕二が帰ってきましたよ~!」といきなり呼び捨てではやし立てられると、織田は照れながら「いいから、いいから」と声は出さずに口を動かし、番組を進行するように手で合図をしてみせた。
さらに坂上は「さあ、織田さん、出だしいいですよ~」と茶化すようにあおり、「この番組、織田が出てくれるってなって、スタッフ全員、ビビってる」と続け、スタジオからは笑い声が起きた。
「しかし、視聴者はちっとも笑えなかったようです。ネット上では『坂上が織田さんに対して失礼すぎる』『織田裕二ってイヤなヤツみたいに言われることが多いけど、坂上のほうが断然イヤなヤツに見える』といった声が続出。放送終了まで織田と坂上の態度が比較され“織田はいい人、坂上はイヤなヤツ”と見ている人が多かったようです」(テレビ誌ライター)
これまで何かと「面倒くさい俳優」のレッテルが貼られてきた織田。しかし2016年10月8日放送の「オールスター感謝祭2016秋」(TBS系)でも、土屋太鳳が“赤坂5丁目ミニマラソン”で激走し、ゴールしたとたんに倒れ込み、それを素早く介抱するため駆け寄った織田に「もしや織田っていい人?」と感じた視聴者は少なくなかった。そして今回も、いくら同い年で1991年6月公開の映画「就職戦線異状なし」で共演したことがある仲とはいえ、何度も呼び捨てにされ、番組の最後ではコメントを求められ話している途中でブツ切りにするような坂上に対し、ずっと笑顔で対応していた織田。
もしかすると織田は「感謝祭」のような素顔が見える番組に出演すると「株が上がる男」なのかもしれない。