1月18日放送の「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)にて、前代未聞の公開謝罪を行ったSMAP。だがグループ存続を確約しなかったこともあり、ファンの消化不良は悪化するばかりだ。そんななか一部のファンからは「総選挙で白黒つけろ!」との声があがっている。アイドル誌のライターが解説する。
「ジャニーズファンの間では、事務所側が大事にしている嵐と、世間からの支持も厚いSMAPのどちらが本当のトップなのか、ハッキリしてほしいという声が大きいのです。メリー喜多川副社長は近藤真彦がトップだと明言していますが、それは事務所の建前であって、ファンの総意でないことは明らか。だからこそファン投票で本当のトップを決めてほしいということですね」
たしかにジャニーズ総選挙が実現すれば大きな話題になることは間違いない。だがSMAPと嵐のどちらが勝とうが、結局は遺恨を残すことにはならないのだろうか。アイドル誌のライターは、総選挙をすること自体に意味があると力説する。
「今回の解散騒動が起こった原因の一つは、SMAPが社内ベンチャー化していたことです。しかし外部から見れば、ファンクラブはジャニーズファミリークラブ(JFC)に一本化されていますし、コンサートでのマナーも一緒。こういった内実と見た目の違いが表面化したことこそ、ファンにとってはいい迷惑だったと言えるでしょう。だからこそ総選挙を実施して表も裏もなくすことが、ジャニーズの世界を愛するファンにとっては理想なのではないでしょうか」
本家のAKB48総選挙ではHKT48の指原莉乃が女王になったことで、各グループの活性化にも繋がった。ジャニーズ総選挙でもどのグループが勝とうが、ファンからの支持はより強固なものになるかもしれない。
(白根麻子)