10月19日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)で、今年入社したばかりの並木万里菜アナウンサーが新サブMCとして“番組デビュー”した。
「同番組のサブMCは2004年の堂真理子アナから3代続いて入社1年目の女子アナが務めています。今年の新人女子アナは並木アナと住田紗里アナの2人。前任の弘中綾香アナの後釜は、この2人から選ばれると予想されていましたが、住田アナは10月6日から土曜早朝の生番組『週刊ニュースリーダー』のサブMCとして出演中。『Mステ』は金曜夜の生放送ですから、翌日の早朝番組を担当するのは無理があるため、並木アナの就任が有力視されていましたが、予想通りの結果となりました」(テレビ誌ライター)
18日に同局で行われた「新サブMCお披露目会見」で、弘中アナら歴代の先輩に迎えられた並木アナは「自分にできることを精一杯、謙虚に、真っすぐに、生の音楽の楽しさを伝えていきたい」と意気込みを語った。
「わざわざ“お披露目会見”を行うことからもわかるように、『Mステ』は同局の看板番組。音楽番組でありながら、卒業後は『報道ステーション』など人気の高い報道番組を担当するケースが目立ちます。現在『報ステ』に出演中の竹内由恵アナも『Mステ』の卒業生。つまり『Mステ』のサブMCに選ばれたということは出世コースに乗ったと見て間違いないでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
実は、「Mステ」に“落選”した住田アナは報道志向が強く、同局HPの「アナウンス部ch.」の「新人・住田紗里をご紹介」では「報道ステーションに関わらせていただきたいです」と抱負を語っている。
「ライバルの同期女子アナが花形番組に抜擢されたことで、正直、焦りはあると思います。しかし『週刊ニュースリーダー』は『Mステ』と比較すれば地味ですが、住田アナが望む報道番組。地道に実績を積んでいけば、念願の『報ステ』起用の芽も見えてくるのでは」(前出・テレビ誌ライター)
生放送がある土曜は早起きしなければいけないため、「Mステ」が放送される金曜夜は早く寝なければいけない。ライバルの活躍を生で観ることはないかもしれないが、住田アナにはぐっすり眠ってほしいものだ。
(石田英明)