金曜ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS系)で女優・戸田恵梨香を相手に本格ラブストーリーに挑戦しているムロツヨシ。19日放送の第二話も視聴率二桁をキープし、「ムロツヨシがヤバすぎるー。逆にあの冴えない感じが物凄くキュンとする」「今期いちばん泣けるドラマ」と評価もうなぎ上りだ。
第一話で2人のキスシーンがいきなり登場したときは「なんか恥ずかしい」といった反応もあったが、一方で「ここ最近のキスシーンで一番コーフンした」「リアリティあって生々しい」などの賛辞も相次いで寄せられ、話題を呼んでいた。
ムロツヨシといえば、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレビ東京系)、「LIFE!~人生に捧げるコント~」(NHK総合)、さらに映画「銀魂」などでのコミカルな演技が持ち味のバイプレーヤー。そのムロが主役で、しかもラブストーリーの主人公を演じることに、当初は多くの視聴者に違和感があったようだ。
「共演する戸田も、今月5日に行われたドラマのトークイベントで、『どうやって好きになったら良いだろうって最初、思った』と発言して会場を沸かせていました。普段から仲の良い2人だけに、戸惑いもあったようです。しかし、いつもは舞台挨拶をふざけて盛り上げるムロ自身は『一切ふざけずにこの舞台挨拶に臨みたい!』と真面目そのもの。かなりラブストーリーを意識していましたよ」(イベント関係者)
このドラマは“ラブストーリーの名手”と言われる脚本家・大石静氏の完全オリジナル作品。現在放送中の朝ドラ「まんぷく」で、ヒロインの夫役を演じる長谷川博己を2010年に放送されたドラマ「セカンドバージン」(NHK総合)に抜擢するなど、大石氏には数々のブレイク俳優を発掘して来た実績もある。今回のムロの抜擢にも自信を深めているという。
「大石氏は、ムロについて『よく見ると目がぱっちりだし、鼻もきれい。手とかもきれいだし、相当色っぽいと思った』『どんな女性もあの人、好きになっちゃう』『フェロモンを持って生まれてきた方』とベタ褒めしています。相手役の戸田も『ムロさんの目が魅力的』と男前ムロツヨシの魅力について語っていました」(女性誌記者)
ドラマは、戸田恵梨香演じる若年性アルツハイマーを患うヒロイン・尚と、尚を支える恋人の真司(ムロ)の10年に渡る切ないラブストーリーが展開される。視聴者の期待に応えて、ムロは最後まで泣けるラブストーリーの主人公を演じることができるのか。
(窪田史朗)