10月19日発売の写真週刊誌「フライデー」に掲載された“のん”こと能年玲奈とレプロエンタテインメントの秘密会合が波紋を呼んでいる。この記事ではのんが、前所属事務所のレプロと和解に向けての話し合いを持ったと解説。騒動の詫びを入れる形で事務所に顔を見せたと報じている。
この報道を受け、レプロ側では話し合いの事実を認めたうえで、今回の件が外部の漏れたことに不快感を表明。のんサイドが会合をリークし、和解の既成事実化をもくろんでいると怪しんでいるようだ。一方で一部報道では、のんサイドも同様にレプロからのリークを警戒。のんがレプロのマネジメントを受けるという観測には理由がないとして、今回の記事に反発しているというのである。
もしかしたらお互いにリークなどしておらず、フライデーが独自の取材力で今回のレプロ訪問を嗅ぎつけた可能性もあるが、それはなかなか考えづらい。果たしてどちらの言い分が本当なのか。スクープの現場を検証した芸能記者が見立てを語る。
「記事に掲載されている現場写真は2枚あり、1枚目はのんがオフィスビルのエレベーターを降りた直後の姿、そしてもう1枚はビル1階の車寄せに通じるエスカレーターで降りる途中の写真です。このビルでオフィスに出入りするには必ず2階のエレベーターホールを経由するため、写真に示された位置関係に不自然なところはありません。ここで気になるのが1枚目の写真です。エレベーターホールはガラスウォールで囲まれた一角にあり、その内側はオフィス関係者しか入れません。そして写真をよく見ると、ガラス越しに撮影したかのような汚れか反射のようなものが確認できます。つまりカメラマンはガラスウォールの外側から撮影したと予測でき、ここにヒントが隠されているのです」
このビルではエレベーターホールの外側を飲食店が取り囲む配置になっており、一般人が一日中行きかっているのが特徴。のんはレプロ訪問後、エレベーターを2階で降りてから専用エスカレーターで車寄せに向かったことになる。この経路ならガラス越しに姿を見られるとはいえ、一般人の目にはほとんど触れないはず。しかしこの場所で撮影をするとなると、話は別だという。
「カメラマンが位置していたのはおそらく、人通りの多いカフェの前あたり。そんなところでガラス越しの撮影を行っていたらイヤでも目立ちします。そしてのんの目線はカメラ方向を向いており、彼女の視界にはカメラマンの姿が入っていたはず。それでも隠し撮りが可能だったのであれば、そのカメラマンは果たしてどちらの味方でしょうか」(前出・芸能記者)
もちろん巧妙にカメラを隠し、周りの人が撮影に気づかないように配慮していた可能性もある。その場合、情報をリークしたのは果たしてどちらなのか。その結論が明かされることはあるのだろうか。
(金田麻有)