どうやら光明が見えてきたようだ。
初回放送では「気持ちが悪い」「まるで艶系作品」など批判の声が相次ぎ、視聴率もゴールデンタイムに放送されているというのに深夜ドラマ以下の6.0%という不名誉な記録を残してしまった「中学聖日記」(TBS系)だが、ようやく盛り返す兆しが見えてきた。
10月23日放送の第3話は、視聴率こそ6.2%とお世辞にもいい数字とは言えない記録となったが、これまでとは違った反響があるという。
「ネット上ではこれまで、有村架純演じる25歳の女教師・末永聖先生に思いを寄せる、岡田健史演じる生徒・黒岩晶との関係を『これは犯罪』『子ども相手に何するつもり?』『ただただきもい』など、大きなブーイングが起きていました。ところが第3話放送中から岡田演じる黒岩に対し『一途でピュア、かっこいい!』『黒岩君みたいな中学生にまっすぐな思いをぶつけられたら確かに大人でも心乱れる』『どうしよう、黒岩君にハマッちゃったかも』といった声が続出したんです。特に黒岩が母親の緊急入院を知らされ、末永先生にホームまで見送られ、合宿先から素直に帰宅するかと思った途端に見せた“腕グイ”。そこからの電車の座席に並んで座った2人が、お互いの小指と小指が触れ合ったまま何もしないシーンにキュンキュンしたようです。岡田は長崎県生まれの19歳で、事務所からのスカウトを5年間断り続けていた野球少年でした。そんな岡田自身のバックボーンも相まって『黒岩君もとい岡田君を応援します!』『岡田君にあんな風に腕をグイッて引っ張られて電車に乗せてもらいたい』など、岡田ブレイクの予感をひしひしと感じます」(女性誌記者)
この日の放送では末永先生も「気がつくと黒岩君を目で追っている」と恋心の芽生えを明かしていたが、女性視聴者も末永先生と同じくこの日、岡田健史への淡い恋心にも似たファン心に火が点いたようだ。