10月29日放送の第4話にて、ついに視聴率が一桁台の8.9%に下落した連続ドラマ「SUITS」(フジテレビ系)。初回放送から坂を転がり落ちるように数字を下げ続けているが、その一方で評価を高め続けているキャストがいるという。32年前のデビュー時からその美貌でファンを虜にしている女優について、芸能記者が語る。
「弁護士事務所の所長役を務めている鈴木保奈美の美貌は、年代を問わずに視聴者を感心させています。同世代のアラフィフからは『昔のままの美しさ』と称えられ、10~20代の若い層からは『母親と同世代なんて信じられない』と驚きの声が続出。作中では高級ブランドを華麗に着こなす一方で、仕草の端々に可愛らしさも織り交ぜ、オールドファンをきゅんきゅんさせているのです」
なにより驚くべきは、とても52歳には見えない肌の色つやだ。世間では年齢を重ねた女性芸能人に対してすぐに「劣化」と騒ぐ傾向にあるが、鈴木に限っては「全然劣化していない!」との評価が少なくない。その秘訣はなんなのか。女性誌のライターが話す。
「もちろん本人の努力も大きいと思いますが、顔つきがわりと薄めの和風美人である点も、劣化を遠ざける要因のひとつではないでしょうか。1986年に女優デビューした鈴木ですが、当時は派手な顔つきとキツめのメイクが好まれたもの。それに対して鈴木はさわやかな笑顔とナチュラルなメイクが特徴で、1991年の主演ドラマ『東京ラブストーリー』当時の画像を見ると、髪型さえ変えれば現在でもそのまま通用する顔つきなのが分かります。同様の例には49歳の石田ゆり子や47歳の木村多江、そして40歳になった小西真奈美らが該当しそう。鈴木もよく見ると口元のシワが目立つのですが、それを補ってあまりある肌ツヤの良さが、劣化を防いでいるようです」
その50代には見えない美貌が、主演ドラマ「主婦カツ!」(NHK BSプレミアム)で演じる主婦には似つかわしくないとの指摘もある。美貌を維持するのもなにかと大変なようだ。
(白根麻子)