華麗なるファミリーの巧みな戦術が光った?
タレントのマツコ・デラックスが11月7日、シェラトン都ホテルで開催された北海道のブレンド米「合組(ごうぐみ)」発表会に登場し、プライベートでも親交の深い元SMAPの木村拓哉宅に招かれたことを明かしている。
千葉県の同じ高校の同級生だった時期があることでも知られる2人だが、マツコは「つい先日、(木村に)会ったのよ」と切り出すと、キムタクの自宅に招待され、妻で歌手の工藤静香から手料理をご馳走されたという貴重な体験を告白。また、モデルとして彗星の如くデビューし、常に話題を振りまく木村家の次女Koki,については「ちょっとボーイッシュでクールな感じ」と感想を述べると、「上の子(長女)は本当に可愛らしいのよ」「ちょっと悔しくなってくるのよね。良い家族よ。欠点探そうとするじゃない? ないのよ。それぐらい凄い(家族)」などと絶賛した。
「ここまでプライベートの話を筒抜けにされるというのは、SMAPが解散する前の木村であれば、絶対にあり得なかったでしょう。妻の工藤ですらバラエティ番組やトーク番組で夫の話を出すのはタブーとされていましたし、木村家の中に“潜入取材”できた芸能人は数少ないはず。ただし、ネット上では今回のマツコを招いた食事会が、次女Koki,のモデルデビューや夫の新たな売り出し方を模索する工藤による戦略だと疑う声が多く、『今更マツコを呼ぶ辺り、世間からのバッシングを弱めたいという意図が感じられる』『家族の印象が悪いからマツコを使ったな』との憶測コメントも。今や影響力抜群のご意見番として君臨するマツコに、ただ同級生だからという理由だけで手料理を振る舞わないだろう、というのが世間の声のようですね」(芸能記者)
確かにうがった見方をすれば、2人の美しい娘を育て、父親としての新たな魅力を打ち出そうとするタイミングでマツコを招き、完璧で理想的な家族であると証言させることに成功した、と見ようによっては解釈できなくもない。
マツコとしても、まさか木村拓哉の好感度回復にひと役買えるほどにまで立場や影響力が向上するとは想像もしていなかっただろうが、今後も木村家と世間とを繋ぐ橋渡しとしての役割を担っていくことになるのだろうか?
(木村慎吾)