元レーシングドライバーのジャン・アレジと事実上の結婚生活を送り、女優から遠ざかっていた後藤久美子が女優復帰することが明らかになった。後藤は来年公開予定の「男はつらいよ」で23年ぶりに女優復帰するという。
「後藤はアレジと同居生活を始めてから芸能活動をセーブし、わずかにCMや雑誌に登場するのみでした。映画やドラマのオファーはすべて断っています。それがなぜ急に復帰したのか。山田洋次監督の説得に応じたという話のほかに、タレントが次々と結婚している所属事務所の窮状を救うためという説、娘のエレナの芸能活動をアシストするためなんて声もあがっていました」(週刊誌記者)
結婚して芸能界を離れていた女優が復帰する場合、離婚を踏まえて仕事を再開するケースも多い。やはりというべきかゴクミにも別離の噂があった。
「アレジの総資産は数百億とも言われています。事実婚とはいえ離縁となれば後藤にはたっぷりと慰謝料が入ってくる。つまり別れたとしてもお金に困ることはないので、そのために仕事復帰したというのは考えづらい。それよりも、よくアレジが女優復帰を認めたなと驚きました。彼女が芸能活動をセーブしたのは、家族の時間を作りたいアレジの意向が強かったそうですから」(芸能ライター)
そのアレジがなぜ今、急にゴクミの女優復帰をOKしたのだろうか。
「鍵を握るのは息子、ジュリアーノ・アレジでしょう。ジュリアーノは現在19歳。レーシングドライバーとしてキャリアを積んでいます。今年はF1の2つ下にあたるカテゴリー『GP3』で奮闘中。ジュリアーノはフェラーリの育成ドライバーですが、同時に育成枠に入ったシャルル・ルクレールはすでにザウバーからF1デビューを果たし、来年からは本家フェラーリで戦います。少し差をつけられてしまいました。そんなジュリアーノをアレジはかなり気にかけているようで、しばしばF1のピットやパドックで姿が目撃されています。関係者に息子を猛プッシュしているのではないでしょうか」(スポーツライター)
F1の下位カテゴリーには現在、ネルソン・ピケの息子であるペドロ・ピケ、ミハエル・シューマッハの息子のミック・シューマッハも出場しており、厳しいシート争いが行われている。ジャン・アレジにしてみれば、息子のことが気になって、後藤久美子のことは“二の次”なのかもしれない。