インスタントラーメンを発明した日清食品の創業者の妻をモデルにしたNHK連続テレビ小説「まんぷく」。11月12日から放送されている第7週の放送では、長谷川博己演じる夫・萬平が塩製造業を立ち上げるも、せっかく作った塩の代金を半分持ち逃げされたり、従業員が酒場で乱闘事件を起こすなど、前途多難の船出。そんな中でも、本格的な塩作りが始まっている。
「萬平は世の中に塩が足りないと知り塩作りを思いつきます。しかし重い鉄板を使う塩作りにはどうしても男手が必要。そこで居候の神部(瀬戸康史)が人集めに奔走。ところが連れてきたのが、14人もの男たち。戦争を経験し、終戦により家や職を失った若者達で、彼らが福子(安藤サクラ)達の家に住み込みで働くことになりました」(テレビ誌記者)
「まんぷく」公式ツイッターでは、14人の個性も紹介されており“けんかっ早いが根は真面目”“器用な一面もある仲間思い”など、それぞれキャラ付けもされている。この若者たちがある時は食事を巡って小競り合い、またある時は力を合わせて結束するなど、ドタバタぶりも見どころの一つ。そんな彼らが今“塩ザイル”と呼ばれて人気を呼んでいる。
「“塩ザイル”の呼び名の由来は、もちろん人気男性グループ『EXILE』からとったもの。大所帯であることからそう呼ばれるようになったのでしょう。ツイッターでは『塩ザイルかわいいな』『はー塩ザイルみんなええ子たちやーー』といったコメントがたくさん飛び交っています」(エンタメ誌ライター)
先週更新された番組の公式ツイッターでは、彼らのことを“塩軍団”と名付け、「萬平さんの元に集まった個性豊かな彼らの中から、皆さんの推しメン(#お塩メン)を見つけて下さい!」とお茶目なコメントが上がっている。
「しかし今ではすっかり“塩ザイル”の方が定着したようです(笑)。“塩ザイル”の中には、ドラマ『ROOKIES』(TBS系)などで活躍していた中尾明慶もいますが、どのメンバーも髪の毛やヒゲがボサボサでむさ苦しく、今のままで“推しメン”企画を進めるのは厳しいかもしれませんね」(前出・エンタメ誌ライター)
早く塩製造業が軌道に乗り、こざっぱりしないと企画倒れになりかねないか!?
(窪田史朗)