お肌の乾燥が気になる季節ですが、実はこの時期は「干物作り」がオススメ。渋柿をぶら下げている田舎も多いでしょう。とはいえ、自分で干すとなるとハードルが高いような気がしますが、作り方は簡単。100均では干物作りに使える“多用途ネット”が売っていて、「初めて作ってみようかな…」という人にはぴったりのサイズなので、ぜひ活用してみてください。
では、いったい何を作るか? 例えば、干すことで美味しさが凝縮する「野菜」がいいでしょう。作り方は、大根、にんじん、レンコン、しいたけなどの野菜を薄く切り、天日で3時間~半日干すだけ。しっかりと乾燥させたい場合は、1~2日が目安です。干し野菜は、炒めたり煮物にしたり、普通に料理に使える他、レンコンやカボチャなどは油で揚げてチップにすれば、お酒のおつまみやおやつにもぴったりですよ。
さらに、慣れてきたら「アジの干物」に挑戦してみては? アジを開いて10~15%の塩水に30分程度つけ、そのまま天日で半日~1日干せばOK。自家製のアジの干物は、乾燥機で乾燥させた大量生産の干物とは違って、また格別! 日本酒もすすみますよ。
干物は日本の風物詩。季節を感じながら、いろいろな食材を試してみてくださいね。