11月15日発売の週刊文春が発表した恒例企画「好きな芸人・嫌いな芸人ランキング2018」が、ネット上などで話題を呼んでいる。投票による結果では“好き”のベスト3が1位サンドウィッチマン、2位明石家さんま、3位ダウンタウン。“嫌い”のワースト3は1位ダウンタウン、2位明石家さんま、3位とんねるずとなった。
これを受け、SNSではサンドウィッチマンの好感度ぶりと、とんねるずの一人負けを取り上げる声が圧倒的に多かった。しかし、50位まで発表されているランキングをよくよく見ると、恐ろしくもリアルな“嫌われ芸人”が浮かび上がってくるという。
「たとえば“嫌い”3位のとんねるずは“好き”の22位にも入っていることから、実はそこまで嫌われっぱなしではないと言えます。知名度が上がるほどに好き嫌いのどちらにも票が入るのは当然で、注目すべきは、どちらかに偏った芸人なんです」
とは、芸能プロ関係者。確かに“好き”“嫌い”どちらにもランクインしている芸人は多い中、“嫌い”にのみ登場するのは、思わず納得してしまう顔ぶれがそろう。
「わかりやすいところでは、“嫌い”のみ18位のロンドンブーツ1号2号。嫌われっぱなしというだけでなく、かつての超人気を考えればランクの数字そのものが低過ぎて注目度も低く、ベテランとはいえ本気の赤信号です。また、“好き”ランク外で“嫌い”9位のにゃんこスター、10位のゆりやんレトリィバァ、11位のアキラ100%、14位のひょっこりはんあたりが、今後“消えそうな芸人”の域に入る。テレビ制作会社は、その辺りも十分参考にしています」(前出・芸能プロ関係者)
これらの芸人は、来年が勝負の年になりそうだ。
(鈴木謙一)