女優の満島ひかりが12月30日に放送されるドラマ「満島ひかり×江戸川乱歩」(NHK BSプレミアム23:30~)に出演する。このシリーズは乱歩の短編小説を映像化するもので、第3弾となる今回は「お勢登場」「算盤が恋を語る話」「人でなしの恋」の3本を放送。満島は妖艶な3人の女を演じ分け、共演する宮藤官九郎とのラブシーンもあるという。
まさに演技派の満島にふさわしいドラマだが、これ以外で彼女の仕事にまつわるニュースは聞こえてこない。やはり、2018年の3月に所属事務所から独立し、フリーになったことが影響しているようだ。現在では大手化粧品メーカーの洗顔フォームとビールのCMで見るくらいになってしまった。
独立の影響は週刊誌報道にも表れている。「女性セブン」の11月29日・12月6日合併号には「親友同士だった満島ひかりと安藤サクラが絶縁状態になるまで」というタイトルが掲載。記事によると、互いを“家族のような存在”と認め合う関係だったが、安藤がNHKの朝ドラ「まんぷく」の主演を射止めたことや、2人が所属していた事務所を満島が辞めたことなどから疎遠になっていたとある。
しかし、芸能ジャーナリストは「朝ドラが原因ではないのでは?」と疑問を投げかける。
「満島が朝ドラの主役オーディションを受けていたのは本当ですが、安藤が先に主演したことが原因で疎遠になったわけではないと思います。安藤は結婚して出産もしましたし、今は『まんぷく』の撮影と育児に追われる身。単に会う時間がないだけだと思います」
満島は演技力に定評のある女優。だが、女優業を干され状態になっているのは別の理由もあるという。
「自身が宮藤官九郎に持ち込んだ舞台『ロミオとジュリエット』を降板したことも印象がよくなかったですね。芸能界には宮藤ファンが多く、その人たちの心証を悪くしたのは否めません。これで業界に敵を作ってしまったのかもしれません」(芸能記者)
洗顔フォームのCMで「いつまでも、あると思うな、貯金と仕事」というセリフは視聴者をドキッとさせた。これが現実にならないことを祈るばかりだ。