「アパ不貞」で、地に落ちるどころかメディアの出演が急増した俳優の袴田吉彦。元グラドルとの不貞が昨年1月に発覚、あれから実に2年近く経つというのに、いまだに“アパバブル”は衰えていないようだ。
「袴田は11月25日に都内で開催された『第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の最終選考にゲストとして出演。まずは自分がゲストに呼ばれた経緯について『よく呼んだなと思って…。すいません』と謝罪。審査の合間に行われた告白パフォーマンスにも挑戦して、司会を担当したお笑いコンビ・カミナリの石田たくみを相手に『去年はいろいろ世間を騒がせてごめんね。これから頑張るから結婚してください』と、捨て身の“自虐告白”をやってみせました」(イベント関係者)
さらにカミナリの2人から「どこに連れて行ってくれるの?」「ポイント溜まっているからね」と“アパイジり”の洗礼を受け、会場は大きな笑いに包まれた。
「袴田は、1991年に『第4回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを受賞して芸能界デビュー。31回目となる今回は、北海道出身の19歳・松本大輝が選ばれました。最終選考後の囲み取材で袴田は、彼へのアドバイスを記者に求められると『僕を反面教師にしてちゃんと真面目に頑張るんだよ!』と、最後の最後まで“アパネタ”で締めていましたね(笑)」(スポーツ紙記者)
袴田といえば、10月4日に出演した深夜ドラマ「ブラックスキャンダル」(読売テレビ系)でも“アパ不貞”をネタにした演技を披露して反響を呼んだ。
「袴田は女性芸能人に枕営業を強要する悪徳プロデューサーの役を演じ、主演の山口紗弥加演じる主人公に対して『アパー!』と叫ぶシーンまでありました」(テレビ誌ライター)
もはや袴田にとって、お家芸ともなった“アパ不貞”。しかし、世間に断罪されかねない不実行為が袴田にかぎって、なぜここまで許されるのか。
「ベッキーと川谷絵音の“ゲス不貞”はお互い逃げ隠れしてかえって傷口を広げ、宮迫博之や小室哲哉は誤魔化してかえって反感を持たれたのに比べ、袴田の場合はあっさり事実を認めて謝罪。しかも“アパホテル”で“ポイントも使用”という脱力感が罪を希釈している感がありますね。さらに、不貞をきっかけに離婚した元妻の河中あいからも、袴田の“アパ芸”に対して『最初は笑えなかったが、今では応援している』とお墨付きをもらったことで、お茶の間にもネタとして広く認知されました」(放送作家)
袴田の“アパ不貞”は2019年も通用するか!?
(窪田史朗)