ここ最近の歌声を鑑みると、心配されるのも仕方なしか?
浜崎あゆみが12月5日に放送されるフジテレビ年末恒例の音楽特番「2018FNS歌謡祭」に出演し、宇多田ヒカルの名曲をカバーすることが発表された。
スペシャルコラボとして浜崎が披露するのは、宇多田が1999年にリリースした2ndシングル「Movin’on without you」。ミリオンセラーを記録した同楽曲は、恋人への別れを告げる女性の気持ちを表した疾走感あふれるナンバー。14年に宇多田がリリースした自身初のカバーアルバム「宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-」内で、浜崎はすでに同曲をカバーしており、ライブでも披露しているため、浜崎にとってもなじみのある曲といえる。
だがこの告知がされると、ネット上では「え、宇多田ヒカル本人の歌声で聞きたいよ」「今の浜崎に歌えるのか」「自分の歌もまともに歌えてないのに、カバーって…」「お浜さん、恥かくだけだからやめればいいのに」などといった辛口の書き込みが連打されている。
「浜崎がカバーしたバージョンは原曲とテイストが変わり、いい意味で浜崎風という感じで、カバーアルバムが出た当初は評判も悪くありませんでした。ただ、それも4年も前の話で、ここ最近の浜崎の歌声は高音があまり出ていなかったり、音楽番組に出るたびにネット上が荒れる有様。そのため、純粋に宇多田のオリジナルを聞きたいという宇多田ファンに加え、ここ数年で急増した浜崎アンチが今回のカバーについて批判しているようです。本家は高い歌唱力を持つ宇多田ですから、比較されて公開処刑とならなければいいのですが…」(エンタメ誌ライター)
音楽番組への出演が決まると毎度話題になるのは浜崎の人気の証だが、今回はより注目を浴びることは間違いないだろう。
(権田力也)