男女お笑いコンビ「にゃんこスター」に、コンビ解消の危機が迫っているようだ。12月3日放送の「中居くん決めて!」(TBS系)にてアンゴラ村長が、相方で恋人のスーパー3助に対する不満をぶちまけたもの。昨年4月に交際を始めた二人だが、結婚も考えているという村長は「むかつくところが結構ある。最悪別れられる」とまで告白したのである。
そんなアンゴラ村長は「女に嫌われる女」としても有名だ。女性誌の記事では《嫌いな女芸人》でぶっちぎりの1位に君臨し、しかも“好き”票がゼロという徹底した嫌われっぷりが話題を呼んだ。その理由について女性誌のライターが指摘する。
「彼女が嫌われる理由はおもに3つあります。一つは男性を中心に『可愛い女芸人』扱いされているものの、女性から見た顔面偏差値は50前後に過ぎないこと。二つ目は“リズム縄跳び”以外にまともなネタがなく、芸人として未熟なこと。そして三つ目はブレイク直後にコンビ交際を公表したことで、調子に乗っていると思われたことですね。これら3つの理由が組み合わさることで『可愛くも面白くもないのに調子に乗ってる』と酷評されています。それに加えて早稲田卒の才媛だと紹介されがちな点や、CDリリースまで果たしたブレイクぶりも、女性からの嫉妬を受ける原因になっていますね」
これほどの悪評となれば、スーパー3助と別れてコンビを解散すれば、世の女性たちの溜飲も下がろうというもの。ところが今回の破局危機でなぜか、アンゴラ村長の女性受けが少しばかり良くなっているというのだ。その理由は彼女が明かした3助への不満点が女性にとっては《ダメな彼氏あるある》であり、共感を得ているからなのだという。
「たとえば『無口が嫌。私が聞いても答えない』という告白は典型的で、ほとんどの女性は3助の態度に憤っています。しかも3助は不機嫌になると17時間も黙りこくるそうで、それに耐えられないアンゴラ村長が場を丸く収めるために『ごめんね』と謝るという告白には『私の彼氏もそうだった!』という同情の声が続出。しかも3助が『そういうのは直したほうがいいよ』と言うエピソードに至っては、『そんな男はブン殴ったほうがいい!』と自分のことのように激怒しているのです。これらの告白を通してアンゴラ村長は《嫌いな女芸人》から、《彼氏の悩みを言い合える仲間》にとジョブチェンジを果たしたのでしょう」(前出・女性誌ライター)
そういう仲間意識が芽生えると“顔面偏差値50”のルックスもむしろ武器になりえる。いまやアンゴラ村長はスーパー3助との破局危機を超えて、女芸人としての大転換期を迎えているのかもしれない。
(白根麻子)