今、スーパーフードの中でもとくに注目を集めているのがテフ(TEFF)。実はこれ、ブームとなったキヌアを超える栄養だともいわれているのです。
ユニテックフーズ『食品開発ラボ』によると、テフは、古来からエチオピアの主食として食べられ、優れた栄養価を持つ穀物なんだそう。その栄養価は、鉄分がキヌアの1.4倍、カルシウムが2.3倍、食物繊維が1.2倍。キヌアを超えるといわれる理由が分かります。
でもこのテフ。どうやって食べればいいのか、不安になりますよね。エチオピアでは、インジェラという酸味のあるクレープのような生地が主食ですが、これをつくるのにテフが使われ、家庭で手作りするのだそう。このように、パンケーキなどの生地に入れたり、クッキーに使ったりするのも相性がよさそうです。
管理栄養士の柴田真希さんは、レシピサイト『Nadia』で、お米に混ぜて一緒に炊いた「テフごはん」を紹介しています。他に、炊いたテフをたらと一緒に豆乳で煮込んだ「たらの豆乳クリーム煮込み」、炊いたテフとチリペッパーとナンプラーを合わせて焼き明太子のような食感を楽しむ「焼き明太子もどきごはん」なども公開されています。ごはんと合わせた、日本流のテフの食べ方で取り入れてみるのもよさそうです。こうしてみると、テフはさまざまな味わい方が楽しめるようですね。
ミランダ・カーやヴィクトリア・ベッカムなど、世界のセレブも愛用する「テフ」。健康のためにも、一度ぜひお試しを。