結婚生活が長いと、ついつい相手を思いやる気持ちが薄れ、「なんとなく倦怠期…」なんて人も多いのでは? でも、夫との関係をより深く、より仲よくしたいと思うことはきっとあるはずです。
“魔法の言葉セラピスト☆ぴこたん”としてカウンセラーなどを行っている江藤崇彦さんの著書「夫婦がより仲良くなる7つの習慣」(ごきげんビジネス出版刊)には、夫婦関係“だけ”をよくすることはできないと書かれています。それは、人間関係の中でも夫婦は最も頻繁に接する相手なので、自分の望まない姿を映し出される関係でもあるからなんだとか。それだけに、夫婦関係だけをよくすればよいというわけではなく、まずは、あらゆる問題点を改善していく必要性を理解することが、夫婦関係を深める第一歩なんだそうですよ。
恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美(旧・二松まゆみ)さんの著書「もっと、夫婦は恋できる パートナーにときめき、夫婦仲が輝く寝室改善メソッド」(CLAP刊)は、寝室問題にスポットを当てて、夫婦関係改善の方法を紹介しています。なかなか恥ずかしくて問題視できない部分ではありますが、こうした視点からも夫婦関係を考えていきたいものですね。
もちろん、寝室事情以外で有効な方法も書かれています。例えば、夫婦関係が悪化していたある夫婦は、夫を責める気持ちを持っていた妻が攻める気持ちを一切なくしたところ、すっかり仲よし夫婦に戻ったというエピソードもありました。
夫婦関係は、人間関係の最たるもの。ここを攻略してこそ、あらゆる人間関係もよくすることができるのではないでしょうか。そのためにも、ありったけのコミュニケーションスキルを発揮して、いつまでも仲よし夫婦でいたいものですね。