ツイッターやインスタグラムといったSNSの流行が進むにつれ、芸能界に蔓延し始める悪しき慣習こそが“匂わせ投稿”である。
2018年もまた、多くの“匂わせたがる”女性芸能人による大胆かつ巧妙な投稿が続々とSNS上へ投下されてきたが、筆頭として紹介すべき代表格はZOZO代表取締役社長の前澤友作氏との交際を公表した女優の剛力彩芽だろう。
街中がロシアW杯での日本代表の奮闘に沸いた7月のこと。剛力は自身のインスタグラムアカウントを更新し、同大会決勝戦が行われたモスクワの地で満面の笑みを浮かべる写真を掲載。「凄いところにいる。夢みたい。感謝」と綴られた彼女の投稿と瓜二つな写真をインスタグラムへUPしていたのが、前澤社長だった。
「あまりにも類似性が強く“匂わせ投稿”の技術としてはバレバレな初心者レベルのクオリティでしたね(笑)。しかし、後に2人は“匂わせ”から“公表”へとステージを進め、現在は炎上カップルとして良くも悪くも注目の的となりました」(テレビ誌ライター)
その後、剛力は昼寝する前澤氏の写真とともに「お仕事が毎日大変そうな彼。少しでも支えになれたらいいなっ」とのコメントを添えてインスタ投稿してみたり、8月にはライブ配信で「前澤氏がチラチラ見切れるホロ酔い報告」をしている。
「前澤氏がこの剛力との熱愛やプロ野球買収をほのめかしたり、月旅行計画に名乗りを上げたりと、知名度を抜群に上昇させた1年だっただけに、その都度、剛力の一挙手一投足にも注目が集まる形となりました。そしてついに、12月に“2018年を表す漢字”を聞かれると『前』と前澤氏を匂わせる一文字を上げてみせる図太さ。ものまね番組で“前澤社長&剛力”がイジられた際も、前澤氏が『彼女と見てました』と、自身のものまねをしたチョコレートプラネット・長田庄平のツイートを引用したことで存在感をアピールしました。当初の“匂わせ”はすっかり順調な交際を“見せつけ”という形にシフトしましたね」(前出・テレビ誌ライター)
2019年、件の2人に進展はあるのだろうか。インスタから“匂ってくる”のを楽しみに待ちたい。
(木村慎吾)