ジャニーズで大の親友といえば、真っ先に名前が上がるのがKAT-TUN・亀梨和也と山下智久だ。この2人というと、ドラマ「野ブタ。をプロデュース」(日本テレビ系)から誕生した期間限定デュオ・修二と彰が思い出される。05年にリリースした1stシングル「青春アミーゴ」は、国内外で出荷され170万枚以上の大ヒットを記録した。
このころ亀梨はKAT-TUNのデビュー前。山下はNEWSの絶対的センター。山下がプライベートで行動を共にしていたのは、亀梨のライバルだった赤西仁のほうだった。ところがKAT-TUNがデビュー、山下がNEWSを脱退してソロアーティストに転向したあたりから、2人が接近。亀梨がゴルフを始めると、山下も後を追って嗜むようになった。
そんな大親友の2人には、3年連続で続けていることがあるという。
「正月、山下が亀梨家を訪問することです。16年は、前年(15年)からのジャニーズカウントダウンコンサートで久々に『青春アミーゴ』を披露。亀梨家ではカウコンの映像を家族や親せきと一緒に観たそうです。翌17年も、山下はカウコン終わりで初詣に行き、友人のリリー・フランキー家に新年のあいさつ。その帰り道に亀梨にLINEをすると、すぐに既読になったので、亀梨家へ直行しています」(芸能レポーター)
18年は山下に加えてKis-My-Ft2の横尾渉、A.B.C-Zの河合郁人、ジャニーズJr.内ユニット・Snow Manの宮舘涼太らが加わった。みな亀梨がかわいがっている姪や甥の良き遊び相手になったという。
「山下は今年、およそ4年ぶりにオリジナルアルバム『UNLEASHED』をリリースしましたが、収録曲の『Dancer』は亀梨との共作です。この完成過程がなんとも粋。ある夜、歌詞に行き詰まった山下が気晴らしにバーへ行くと、偶然、亀梨がいたので、その場で『歌詞を書いてくれない?(締め切りまで)1日しかないけど』とお願い。快諾した亀梨は本当に翌日に仕上げたそうです」(前出・芸能リポーター)
10代のころは、避け合っていたこともあったという2人。入所歴は20年を超え、30代も中盤に差しかかった今は、本音をぶつけあえる数少ない親友だ。「青春アミーゴ」に《俺たちは2人で1つだった》というフレーズがある。それを地で行く亀梨と山Pの“正月ラブラブ記録”は19年、4年連続に更新されそうだ。
(北村ともこ)