過去の死亡事故を受けて、厚生労働省がハチミツ摂取による乳児ボツリヌス症を注意喚起しています。このように、大人にとっては体によくても、赤ちゃんにとっては毒になってしまう食材があります。そんな赤ちゃんへのNG食材を、6つご紹介しましょう。
■黒糖・黒砂糖
ハチミツ同様、ボツリヌス菌の不安があるため、与える場合は1歳を過ぎてからにしましょう。
■生肉・生魚
寄生虫や食中毒など、危険がたくさん。新鮮な肉であっても、3歳以降に与えるのが無難だそう。
■こんにゃくゼリー・お餅
噛み切りにくいため、窒息の危険も。与える際は3ミリ以下にカットしてあげましょう。
■ナッツ・ミニトマト
こちらも噛めずに飲み込んでしまい、窒息の危険があります。
■脂っこいもの
消化器官が未熟な赤ちゃんに油分が多いものを与えると、体に負担がかかります。
■甘いもの・辛いもの
味が濃いものを与えると、赤ちゃんの味覚が育ちにくく、偏食になる可能性もあるようです。
他にも、卵、エビ、そば、牛乳、小麦など、アレルギーを引き起こしやすい食品にも注意が必要です。赤ちゃんに何を食べさせていいか迷ったときは、便利な離乳食アプリで管理したり、専門的な本を読んでみてもいいかもしれませんね。
(佐藤ちひろ)