12月24日深夜、バラエティ番組「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー」(フジテレビ系)が放送された。同番組にて、MCの明石家さんまを呆然とさせる衝撃の事態が起こったという。
「『明石家サンタ』は視聴者から不幸話を募集し、電話でさんまに気に入られれば賞品がもらえるという番組です。そして冒頭、7歳の少女が『学校の給食で行われた“おかわりじゃんけん”で、負けたのが悔しかったです』という薄いエピソードを披露するも、残っていた給食が『小玉スイカだった』というワードが笑いを誘い、見事合格。そして賞品パネルを捲るも、結果は『ハズレ』となりました。これを気の毒に思ったさんまは、特別にもう1枚引いてもいいということになり、少女は『9番』のパネルを指定。しかしそれもまた『ハズレ』というまさかの展開に、さんまは席から立ち上がり『ウソや…』と、呆然とする光景が映し出されました」(テレビ誌記者)
賞品が書いてある25枚のパネルの中で、ハズレは2枚だけ。まだ誰も開けていなかったパネルの中から、ハズレだけを引き当てるという奇跡的な展開にスタジオは盛り上がるも、電話の向こうの親子は、本番中に猛抗議してきたという。
「番組では、子供の言う通り『9番』のパネルを開いたのですが、その後、少女は『さんまさん10番ですよ!』『10だった!』と、9番とは言っていないと何度も主張。しかしもうパネルは開いてしまったため、さんまが『僕が小玉スイカ送りますよ!』と気遣うも、今度は親が『え~!?』『10って言ったんですよ!』と、親子で抗議を繰り返したのです。そのため、視聴者からは『女の子がかわいそう』という意見のほかにも、『本人は10番と言ったのかもしれないけど、その親まで不機嫌そうに駄々こねる態度にドン引きした』『電話だからといって深夜に児童を出演させるのは問題だと思う』『もう子供枠はいらない!』との苦言があがりました」(前出・テレビ誌記者)
1人で2枚連続「ハズレ」という展開だけで終わっていれば、笑い話で済んだのだろうが…。