NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の五代友厚役で脚光を浴びたディーン・フジオカ。先月22日も、放送で史実通り息を引き取るや「五代ロス」現象を引き起こし、いまやすっかり時の人となっている。
悲しみに暮れた視聴者からは「しばらく朝ドラ観たくない」「会社休んだ」といった声も多く、せめて「回想シーンでその姿を‥‥」と再登場を期待する女性ファンも少なくない。
このブレイクをキッカケに、各局バラエティ番組もその知られざる素顔に注目。「シューイチ」(日テレ系)、「A-Studio」「中居正広の金曜日のスマたちへ」(共にTBS系)などで取り上げられ、ますます人気に火がついているのだった。
「ディーン人気の秘密はルックスだけではありません。知れば知るほど“欠点がないイケメン”。日本語・広東語・北京語・英語・インドネシア語を話し、ボクシングや武道も嗜むスポーツマン。ギターやピアノも弾け、作詞・作曲もこなすし歌も唄う。私生活は美人妻を持つ双子のパパ。堂々と妻を愛し家族が大切と明言し、家族と散歩のときのバギーを押す姿も公開されれば、そのイクメンぶりがさらに好感度を上げるのです。こうした人気の広がり方は、ラグビーの五郎丸歩選手にも共通する最近の新たな流れです」(エンタメ誌ライター)
女性ファンにしてみれば、すでに妻がいるとわかっていれば、この先福山雅治の結婚のような喪失感も味わうことがないため安心して応援できる。むしろ、愛妻家やイクメンぶりを知ることで一層ポイントがアップするのだから、ディーンも五郎丸選手も、今後も長く支持され続けることは間違いないだろう。
ディーンは現在、ドラマ「ダメな私に恋してください」(TBS系)に出演中。五代様とはちょっと違う“ドS元上司”を演じているが「原作のイメージにピッタリでキュンキュンする」と、評判もうなぎ登りだ。
「日本人でありながら、海外での活躍も多い“逆輸入”のようなオリエンタルな雰囲気は、今までの日本人俳優とは違う存在感」とは、前出・エンタメ誌ライター。そんな“おディーン様”人気は、まだまだ収まる気配を見せない。
(琴葉)