幅広い視聴者層から高い好感度を誇る桑子真帆アナが、来年3月にもNHKを退局するとの観測が強まっている。タモリが後見人となり、タモリと同じ芸能事務所に所属するという具体的な話まで報じられている状況だ。同事務所にはフリーアナの夏目三久も所属しており、女子アナの受け入れ態勢も整っているというわけだが、ここにきて彼女の前途が多難とのウワサも持ち上がっているという。
「ここ最近、テレビ業界ではNHK出身の女子アナの評価がダダ下がりなのです。かつては久保純子アナのような成功例があったものの、近年は住吉美紀アナのようにフリーになってもパッとしない例があり、神田愛花アナもバナナマン・日村勇紀との結婚で女としての幸せは掴んだものの、女子アナとしての評価は冴えません。そして極めつけはやはり有働由美子アナの惨状でしょう。この3月に退局した彼女を日本テレビが推定4億円といわれる高額契約により三顧の礼で迎えたものの、いざ『news zero』を任せてみたらアドリブ力に難あり。ゲストの仕切りが悪いのに加えて滑舌までよくないとあって視聴率は低迷し、番組スタッフは頭を抱えている状況です」(業界関係者)
大先輩である有働アナが“しでかして”いるとはいえ、元NHK女子アナの株が大暴落している現状は、桑子アナの人気をもってしても覆せないのだろうか。
「普通なら桑子アナほどの地名度を誇るアナウンサーが独立するとなれば、いきなり大きな番組の顔に起用されるもの。しかし有働アナの例が他山の石となり、たとえフリーになってもまずはバラエティ番組のゲストなどで地道に実績を積み上げていくことになりそうです。彼女には離婚歴というアンタッチャブルな話題もありますが、ここに自ら斬り込んでいける度胸を見せられれば、NHK女子アナの固定イメージを覆せる可能性も期待できるでしょう」(前出・業界関係者)
有働アナの失敗が、桑子アナのぶっちゃけキャラを開花させることができた暁には、怪我の功名ということになるのだろうか。
(浦山信一)