1月25日公開の映画「十二人の死にたい子どもたち」で「秋川莉胡」と紹介されたまま、ポスタービジュアルでも深めにかぶったニット帽とマスクで顔が見えなかった女優が、12月23日にやっと橋本環奈であると発表された。
杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜というすでに知名度のある若手5名と、オーディションで選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗という今後が期待される新人6名は11月にキャスト発表されていたため、最後の1名がいったい誰なのか、ネットを中心に話題となっていたのだ。
この作品は冲方丁による同名小説の実写映画化作品で原作ファンも多く、さらに先月まで「good!アフタヌーン」で連載漫画化されていたため漫画ファンも付いており、「最後の1名は広瀬すず?」「平手友梨奈かも」などビッグネームを予想する声が少なくなかった。
「橋本の名前が明かされると、ネット上では『浜辺美波がよかった』『ハシカンはかわいいけどそれだけ』『橋本ではこの作品の世界観が軽くなる』『橋本は福田組の変顔女優でしょ?』などブーイングが出ているようです。また、『橋本はもう少しやせてから作品に出演して』という声も、わりと多いのだとか」(映画誌ライター)
昨年7月公開の映画「銀魂」で福田雄一監督作品に出演して以来、映画「斉木楠雄のΨ難」、ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)とすっかり「福田組」の常連となっている橋本。コメディエンヌとしての顔が多くの人々の脳裏に焼き付いている現在、集団安楽死を遂行するため廃病院に集まる12人の未成年のうちの1人「4番リョウコ」をシリアスに演じられても、違和感があるということだろうか。