「もうちょっと詰めてくれたら、もう一人座れるのに」「スマホの着信音でびっくりして起きちゃった!」「ヘッドホンから音もれが気になる」‥‥電車内でこんな経験をしたことはありませんか?
やはり、口には出さないものの、これらの行為にはみんなが迷惑しているようです。日本民営鉄道協会が2015年10~11月に実施した「駅と電車内の迷惑行為ランキング」では、1位が「騒々しい会話・はしゃぎまわり等」で38.0%。2位が「座席の座り方」で31.4%、3位は「乗降時のマナー」で29.8%、4位は「携帯電話・スマートフォンからの着信音や通話」で25.5%、5位は「ヘッドホンからの音もれ」で25.1%でした。
いずれも「あるある!」と思うものばかり。特に目立っていたのはおしゃべりや着信音、音楽の音もれなどの「音」に関するもの。
また、座席の座り方のうち、最も迷惑と思われているのは、間を広く取ったり、荷物を置いたり、足を広げたりしてスペースを占有し「座席を詰めて座らない」こと。調査結果では、これが断トツ1位になっていました。
「乗降時のマナー」のうち、最悪なのは「扉付近から動かない」「降りる人を待たずに乗り込む」などの行為。
いずれも、急いでいるときやふとした瞬間にやってしまいがちなこと。心当たりのある方は、ぜひご注意を!