夫や彼氏がスキンケアをしたり、ましてやメイクをしたりするのには抵抗があるという女性は多いのでは? でも、そんなことをいっている場合ではないかもしれません。実は、男性も“肌の明るさ”によってビジネスでの「信頼度」が左右される、ということが調査で分かったのです。
資生堂グローバルイノベーションセンターが実施した「肌の明るさと印象に関する調査」では、25~34歳の男性12人が、明るさの異なる12枚の肌の画像を目視した印象を評価。肌が明るいほど、「健康的」「信頼感」「憧れる」「魅力」の項目すべてにおいて好印象になりました。反対に、肌が暗くなるほど、疲れて見えるし、信頼感や憧れ度などのすべての評価が下がったそうです。
この結果を知ると、自分の夫や彼氏の肌を思い出して、「ヤバいかも……」と思う方もいるかもしれませんね。ちなみに資生堂グローバルイノベーションセンターによると、肌が暗く見えるのは、乾燥によるキメの乱れや、ダメージによる皮膚のケラチン繊維の乱れ、過剰な皮脂の放置などが原因なんだとか。
魅せ方プロデューサーである服部彩香さんの著書「相手にいいねと思わせる見た目アップ術 ~ライバルに差をつける45のコツ~」(ごきげんビジネス出版刊)では、ビジネスマンは企画力、経営力などの仕事の実力だけではなく、「印象がいいか悪いか」で、いい仕事が巡ってくるかどうかが変わってくると述べられています。その「印象力」の中でもビジネスマンにとって重要なのは、力強さや活力、信頼性などを効果的に伝えること。見た瞬間に、「この人なら大丈夫だ」と思わせる外見が勝負だというのです。どうやら、見た目の印象というのは、ビジネスの成功や出世に深い関わりがあるようですね。
そうはいっても、やっぱり夫や彼氏にスキンケアを勧めるのは……という人もいるでしょう。でも、驚くことに別のアンケート調査結果では、パートナーにスキンケアを勧めた経験のある女性は60%にも上っていました。なので、躊躇することはありません。逆に、自分の彼氏や夫がスキンケアをしていないことで、もしかしたらビジネスシーンで損しているかもしれませんよ。スキンケアといえば、女性の得意技。夫や彼氏のビジネスの成功や出世のことを想い、積極的に男性にもスキンケアを勧め、アドバイスしてあげましょう。