2月2日、かねてから噂されていた、元プロ野球選手の清原和博が薬物所持で逮捕され、球界、芸能界に衝撃を与えた。
特例措置といわれる深夜の逮捕劇(通常は日没後の家宅捜査は行わない)だけに、世間が清原逮捕を知ったのは翌朝になってから。朝の通勤電車の中では「清原逮捕」の見出しが載ったスポーツ紙を熟読する中高年も目立った。
一方で、報道を知った世の女性たちの関心は、元妻でモデルの清原亜希に向かったようだ。2年前に離婚し、戸籍上は清原容疑者と縁は切れているが、本人は“清原姓”で仕事を続け、2人の子供はその後も“父親”と交流があっただけに、今回の事件とは切っても切れない存在だ。
事実、スポーツ紙はさっそくアプローチをかけたようだが、所属事務所が代わりに「本人は子供たちを守ることで精一杯」とコメントしている。
そんな彼女に対して、一般女性たちからコメントが集中。「もう清原姓は名乗らないほうがいい」「子供を守ってあげてください」「いいタイミングでダンナを切りましたね」「クスリをやっているのを知っていたんじゃない?」など、エールから批判めいたものまで多くの意見が書き込まれている。
「離婚の原因は、清原の止まらない“遊び人ぶり”という説もありましたが、2014年の薬物報道が決定打になっているのは間違いない。それでも“清原姓”を名乗り続けたのは、子供たちのことを考えてということもあるのでしょうが、やはりその名前があってこそ売れっ子モデルになったことが本人もわかっているから」(女性誌記者)
しかし、現実は最悪の展開に。「(今後は)清原姓を名乗らないほうがいい」というファンの声もうなずけるのだが‥‥。
「いえ、ここで“清原”を捨てることは絶対にないでしょう。ダンナに薬物疑惑が持ち上がった直後の離婚、言葉は悪いですがギリギリのタイミングで泥舟から降りることができた。当時もダメージは最小限に抑えましたし、その後に新たな男の噂はありませんから、子供をしっかり守れる母親というイメージもつきました。さらに、今後も“清原”の名前を背負っていくことはイメージダウンどころか、責任感のあるイメージを持たれます。事情聴取は受けると思いますが、ファンの多い主婦層を中心に批判より応援が増えていくのではないでしょうか」(前出・女性誌記者)
しばらく表舞台への登場は難しいかもしれないが、世間から“清原”の名前が消滅することはなさそうだ。
(三崎康太)